当団体は、渋谷区に所在しており、同じ渋谷区内の小学校より中国語ボランティア派遣の協力依頼の問い合わせをいただきました。

中国語圏で生活していた小学生が親の仕事の関係で来日し、問い合わせをいただいた渋谷区内の小学校に入学したが、日本語ができず、学校生活で困っており、学校側では英語のボランティアはすぐにみつかるが、中国語の通訳ボタンティアがなかなか見つからず、困っていたところ、当団体の存在を知り、中国語通訳のボランティアをしてもらえないだろうかという依頼の内容でした。

当団体には在日中国人や中国語のできる日本人の会員がたくさん在籍しており、すぐに会員の皆さんに声をかけたところ、現在中国の大学に在学している学生で、日本に一時帰国している人がいたため、小学生の通訳ボランティアならば若い人がいいだろうということで、彼女に通訳ボランティアをお願いしたところ、快く引き受けてくれました。

その後、依頼をいただいた小学校の教頭先生と打合せをし、本年3月に週3回合計10回の通訳ボランティアをすることになりました。通訳ボランティアを引き受けてくれた会員は、子供たちからも好評で、クラスの同級生たちからもなつかれ、あっという間に最終日を迎えたようでした。

その会員は、通訳をした小学生が日本語もわからないのに授業に出て、幼いながらも必死に授業についていこうとする姿勢に感動したそうです。もう、二年生になっていると思うが、どうしているか気になると話していました。

このような通訳ボランティアの依頼があれば、またお手伝いしたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です